こんばんは。ニコです。
『光る君へ』第28話、みなさんご覧になりましたか?
悲しいかな。藤原定子(高畑充希)がお隠れになりましたね。清少納言(ファーストサマーウイカ)との絆がよく伝わる青ざし(麦のお菓子)のエピソードもありました。枕草紙にも載っているそうですよ。
定子がつわりであまり食が進まない時に、清少納言が少しでも何か口にできるものをと、青ざしを青い薄紙に乗せて差し出し、定子がその青い薄紙の端を破り取って、その紙に和歌を書きました。
みな人の 花や蝶やと いそぐ日も
わがこころをば 君ぞ知りける
定子からみんな離れていってしまった時も、もう命を絶とうとした時も、清少納言はいつも定子のそばにいて、支えていました。定子は、清少納言だけはいつも私のことをわかってくれるのねと、感謝の気持ちをさらさらっと書いたのです。カッコ良すぎます。定子と清少納言の関係は主従関係を超えた固い絆になっていたんですね。
そして、定子は出産後、命を落としてしまいます。昔は出産は命がけですからね。25歳の若さでした。
定子が最後に残した歌
夜もすがら 契りしことを忘れずは
恋ひむ涙の 色ぞゆかしき
それと対照的だったのが、道長の嫡妻の源倫子(黒木華)と道長のもう一人の妻である源明子(瀧内公美)の女の戦い。明子の家で倒れてしまった藤原道長(柄本佑)を倫子が訪問した際、倫子は『うちでお倒れになればよいのに』、『我が夫を』と正妻であることをやたらと強調していましたね。こわっ。開口一番の『お世話になります』から、もうめっちゃ怖かった。いやいや、道長だって、これじゃ目覚められないよ。バッチバチだから。定子と清少納言の関係の良さがより、際立ちましたね。
大河ドラマを見ていると、なんだか自分の言葉遣いや、言い回しが大河のセリフに引っ張られて、やたら丁寧になってしまって、上司に『しかしながら』とか『恐れながら』とか言ってしまいそうになります。まだ、言ってないけど、いつかやらかしそうだな。
今日はこのへんで。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
明日も、よい一日になりますように。
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