こんばんは。ニコです。
『光る君へ』第27話、みなさんご覧になりましたか?
冒頭早々に、まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)のばったりシーンで、ドキドキしましたね。で、で、このまま別れちゃうの?と思わせての、戻ってきた~!!!!!!!これだから恋愛ドラマは観てて疲れるんだよね。すぐ入り込んじゃって、感情を揺さぶられるから。
道長の娘・彰子(見上愛)の入内をイメージしてみました
でも、なんといっても、その後の宣孝(佐々木蔵之介)とのシーンが堪らなかったですよね。妊娠がわかったまひろに、それが自分の子供じゃないと気づいていても、何も言わずに、生まれてくることを楽しみにしてくれて、まひろがそのことを抱えきれず別れを切り出した時は、「そなたの産む子は誰の子でも、わしの子だ、一緒に育てよう」と力強い言葉をまひろにかけてくれました。この言葉にどれだけまひろは救われたことでしょう。
「わしのお前への想いは、
そのようなことで揺るぎはせぬ」
「お前を失うよりはよい」
はぁ。痺れましたね。男だね~。いや、今のご時世、男だ女だというのはいけないので、人間だね~にしときます。
でも、私はその後の藤原詮子(吉田羊)と一条天皇(塩野瑛久)とのやりとりが辛かった。私も母なので、子供には愛情をたっぷりそそいでいるつもり。それでも、その愛情を否定されてしまったら、何のためにここまで一生懸命やってきたのかわからなくなってしまいます。
詮子は父親に操り人形にされて、政(まつりごと)の道具にされていたことを嘆いていましたが、奇しくも、自分の息子に同じことを感じさせてしまった。おそらく詮子本人にはそのつもりはなく、息子を想ってやってきたことだったけど、息子はそうは受け取らなかった。つらい、つらすぎる。そもそも、詮子は夫にも愛されなかったかわいそうな立場なのに、ここにきて、またこんなつらい仕打ちがあるなんて。愛情とは難しいものですね。
ちょっと話が飛躍しますが、東日本大震災を予言したと言われる漫画家さんが、2025年7月にも大きな災害が起こるかもしれないと言っている話を聞いて、私がすぐに頭に浮かんだことは、もしそれまでの命だとしたら、もう娘を叱らなくて済むということ。決して死にたくないし、生き延びる方法を考えたいけど、もしそこにリミットがあるとしたら、叱ったりしないで、自由にのびのびと好きなことをさせてあげたいなと思いました。
でも、生きていれば、いつか必ず死は訪れるけど、それはまだずっと先のことだと思っている(先のことであってほしい)から、娘には一人で生きていける強さを備えた自立した大人になってほしい。ずっと一緒にいてあげられないから。そのためには、時には叱ることも必要だし、導いてあげたいと思っているけど、本人は今、目の前のことしか考えられないから(ある意味、マインドフルネス)私が言っていることが本当に伝わっているのか不安になる。子供を育てるって難しいなぁと日々感じます。だって、自分だってまだ全然大人じゃない。歳だけはどんどん増えていって、見た目も年々老いているけど、心の方はまだまだ未熟で、しょうもないことで怒っている。子供に親も育てられているというけど、
宿題終わった?
明日の準備はできた?
早くお風呂入りなさい。
座ってごはんを食べなさい。
早く寝なさい。
毎日同じことを注意して、その繰り返し。本当に修行のようです。いつか娘が大きくなって、このブログを読んだ時に、私の気持ちが届くといいな。
なんだか、だいぶ、話がそれちゃいましたね。熱くなってしまいました。毎日大変な思いをして育てているからこそ、詮子が一条天皇から言われた言葉に、なんだか私まで傷ついてしまったわけです。はい、無理やり戻しました。
というわけで、次回の『光る君へ』も楽しみだなぁ。
今日はこのへんで。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
明日も、よい一日になりますように。
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